顔がカサカサしてかゆい!原因は?カサカサ肌におすすめのクリームを紹介!
2017/04/16
顔がカサカサしてかゆい!
特に冬場に多いこのお悩みですが、年齢を重ねると、冬だけでなく一年中悩まされる人もいます。
顔や身体がかゆいとイライラして集中力もかけてしまいますよね。
我慢できずに掻いてしまうと、傷が出来て跡が残ったり、症状が悪化する原因にもなります。
一体どうして肌がカサカサになってしまうのでしょうか。
カサカサ肌を治すにはどうすれば良いのでしょうか。
今回はかゆいカサカサ肌に悩む人に、原因と対策方法、それにかゆいカサカサ肌に効く保湿クリームを紹介したいと思います。
顔がカサカサになる原因は?
顔がカサカサしてかゆいのは、肌が乾燥していることが大きな原因です。
通常、肌の奥深くにはヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分、また表面にはセラミドなどの保湿成分があり、肌の水分をキープしています。
このセラミドなどの成分が高密度で肌を覆い、水分が逃げないようにしていれば肌は潤っています。
しかし、これらの保湿成分は、年齢を重ねるにしたがって減少していきます。
40~50代頃には、20歳の頃の半分に減ってしまう成分もあります。
保湿成分が減ることで肌は水分をキープできず、乾燥してしまいます。
皮脂や汗の分泌量も減るので、乾燥は加速する一方です。
これがカサカサ肌の原因です。
肌が乾燥すると、バリア機能も衰えてしまい、外部からの刺激に非常に弱くなります。
弱った肌は、髪が触れたり衣類が触れるだけでも刺激になります。
この刺激のせいで、肌がかゆいと悩まされることになるのです。
また、肌を清潔に保とうと洗いすぎてしまうのも良くありません。
皮脂を必要以上に洗い流して乾燥を悪化させるだけでなく、洗う時の摩擦が刺激になってしまいます。
更にかゆいからと言って肌を掻いて刺激してしまうと、かゆいと感じる原因となる成分「ヒスタミン」を誘発し、更にかゆくなってしまいます。
悪循環に陥ってしまうんですね。
カサカサ肌を治すには?
かゆいカサカサ肌を治すには、まず肌を保湿する必要があります。
化粧水やクリーム、オイルなどを使って、顔を保湿しましょう。
お風呂あがりに保湿するのが一番効果的です。
濡れた肌は水分が蒸発しやすくなっているので、お風呂あがりには時間をおかず、すぐに保湿しましょう。
かゆみが強い場合は、掻かずに冷やしましょう。
かゆみを抑える効果のあるクリームを使うのも良いでしょう。
かゆみを改善することで、「かゆい→掻く→かゆい」の悪循環を断ち切ることができます。
顔の乾燥を防ぐには、生活習慣の見直しも重要です。
お風呂の際は、熱いお湯につかると肌の保湿成分が流れやすくなるので、お湯の温度はぬるめ(40℃以)に設定しましょう。
食事の見直しも顔のカサカサを改善するためには不可欠です。
コラーゲンなどを摂取するのもそうですが、たんぱく質や亜鉛も重要。
これらは肌を作る上で必要な栄養素です。
これらの栄養を十分に摂取することで、新しく健康な肌が作られ、カサカサ肌を改善することができますよ。
ダイエット中の女性などで注意したいのが、油不足です。
カロリーを気にして油を控えすぎると、必須脂肪酸が不足してしまいます。
必須脂肪酸は、肌のターンオーバーを正常に行う上で欠かせないもの。
しかし、体内で合成できない栄養素なので食事からとる必要があります。
ターンオーバーが正常に行われないと、肌は荒れて顔もカサカサになってしまいます。
必須脂肪酸は魚介類やごま油などの良質な油に含まれるので、適度に摂取するようにしましょう。
カサカサ肌に効く!おすすめの保湿クリーム
では、カサカサ肌に効くクリームを紹介しましょう。
まずは保湿力が高く、カサカサ肌に効くクリームを紹介します。
アヤナス クリームコンセントレート
アヤナス クリームコンセントレート
アンチエイジング化粧品として、必ずと言って良いほど名前の挙がるアヤナスから販売されているクリームです。
4種類のオイルを配合した保湿クリームです。
特許技術の「ヴァイタサイクルウェール」で肌の表面に膜を張り、バリア機能をサポートしてくれます。
セラミドの4倍の浸透力を持つセラミドナノスフィアも配合されているので、肌を潤し、ターンオーバーを正常に導いてくれます。
■↓ちょっとお高いので1480円のトライアルセットで試すのも手です。
ヒフミド エッセンスクリーム
小林製薬 [ヒフミド] エッセンスクリーム <22g> (保湿クリーム)
3種類のヒト型セラミドが配合された高保湿クリームです。
セラミドを高配合した、エイジングケアクリームの中でも高評価を受けています。
肌を潤してカサカサを改善するだけでなく、顔の小じわを目立たなくする効果も期待できます。
製薬会社が作っているので安心ですね。
保湿とアンチエイジングの両方に使えるクリームです。
■↓ちょっとお高いので980円のトライアルセットで試すのも手です。
Saiki
こちらはクリームではなくローションですが、乾燥肌が悪化してしまったという人におすすめです。
乾燥が悪化し、普段使っている化粧水ですらしみてしまうという人は、一度医薬品で肌の調子を整えましょう。
皮膚科でも保湿のために処方される「ヘパリン類似物質」が、乾燥による刺激で弱った肌を修復してくれます。
また、皮膚の修復を促すアラントイン、炎症を抑えるグリチルリチン酸ニカリウムを配合しており、乾燥によるダメージを受けた肌を治してくれます。
まとめ
顔がカサカサしてかゆいのは、肌の保水力が落ちて乾燥していることが原因です。
年齢を重ねると、どうしてもセラミドやコラーゲンなどの保湿成分は減ってしまいます。
そのため、乾燥しやすい冬場だけでなく、1年中乾燥とかゆみに悩まされるという人も少なくありません。
カサカサ肌と痒みを改善するためには、化粧水や保湿クリームを使ってしっかりと保湿をすることが大切です。
保湿することで肌のバリア機能を高め、外部刺激によるダメージを軽減しましょう。
刺激に強くなることで、かゆみが起きるのを防ぐことに繋がりますよ。
乾燥が悪化してしまったら、普段使いのクリームをお休みして、医薬品を使ってみても良いですよ。
カサカサ肌も悪化すると赤くなったり湿疹の原因にもなります。
もしも市販の保湿クリームなどで対策しても効果がない場合は皮膚科を受診してくださいね。