顔のたるみをとる方法は?原因は何?
2017/03/15
自分の顔を鏡に映してみてください。
上を向いた時の顔と、下を向いた時の顔の印象はかなり違って見えるのではないでしょうか。
上を向いた時の顔と比べると、下を向いた時の顔は何歳も老けて見えますよね。
場合によっては5歳、下手をすると10歳近く違って見える事もあります。
こんなにも見た目年齢に差が出るのは、顔のたるみのせいです。
上を向いた状態の顔は、たるみがない状態です。
一方、下を向いた状態の顔は、皮膚が重力に引っ張られ、顔がたるんでいるのと同じ状態になっているのです。
こんなにも見た目年齢に違いをもたらす顔のたるみは、一体どうして起こるのでしょうか。
加齢のせいばかりではありません。
顔のたるみを引き起こす原因について紹介したいと思います。
また、顔のたるみをとって若返る方法も紹介しますので、ぜひ実践してみてくださいね!
顔のたるみの原因は何?
顔のたるみを引き起こす原因は、大きく分けて3つあると言われています。
それは、ハリの低下、筋肉の衰え、姿勢の悪さです。
ハリの低下
肌の内側の真皮層と呼ばれる部分には、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの成分が存在しています。
基礎化粧品の成分でもよく耳にする成分ですよね。
これらの成分は肌を支える働きをしています。
この成分が十分に存在していれば、表皮を隙間なく支えてくれるため、ピンとしてハリと弾力のある肌になるのです。
赤ちゃんの肌はまさにその状態です。
赤ちゃんの肌はツヤツヤで、指でつついても跳ね返してくるような弾力があります。
これこそ私たちが理想とする肌ですよね。
しかし、コラーゲンやエラスチンなどの成分を生成する働きは、加齢とともに衰えていきます。
ヒアルロン酸に至っては、40代になると、赤ちゃんの頃の半分になってしまいます。
そうすると、真皮の密度が下がり、表皮を支えきれなくなってしまうのです。
これが、たるみの原因となるのです。
また、加齢以外にも、紫外線によるダメージや乾燥、不規則な生活は、コラーゲンやエラスチンなどを含む真皮層にダメージを与え、ハリの低下を加速させてしまいます。
筋肉の衰え
顔には表情筋と深層筋と呼ばれる2種類の筋肉があります。
そのうち表情筋は、皮膚や脂肪のすぐ下にあって、顔の皮膚を支えています。
この表情筋が衰えると、皮膚を支えることが出来なくなってしまい、重力に引っ張られて顔のたるみを引き起こすのです。
筋力そのものが加齢とともに衰えるものですし、表情筋は、使っているように思えるかもしれませんが、普段あまり使われていません。
特に日本人は欧米人に比べると表情変化が少なく、表情筋が衰えがちです。
最後に頬がつりそうなくらい大笑いしたのはいつでしょうか。
最近、顎がはずれそうなくらい大きな口を開けたという人はどのくらいいるでしょうか。
恐らく、40歳を過ぎてからも、顔の筋肉が疲れるほどに大きく表情を動かす人というのは、あまりいないのではないでしょうか。
だからこそ、意識して使わないと、どんどん表情筋が衰えて、顔のたるみに拍車をかけてしまうのです。
姿勢の悪さ
姿勢の悪さも顔のたるみの原因となります。
知らず知らずのうちに猫背になっている、デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっているという人は要注意ですよ!
猫背やデスクワークで顔を突き出すような姿勢になっていると、首の後ろ側が縮み、首の前の筋肉や顔の皮膚が下に引っ張られてしまいます。
そうすると、顔のたるみの原因になるのです。
また、姿勢が悪いと血流が悪くなり、老廃物が上手く流れなくなってしまいます。
姿勢の悪さが原因で肩や首が凝り固まってしまうと、顔がむくむ原因にもなります。
顔がむくんでいるとほうれい線などのたるみがより一層目立ってしまうのです。
むくみの観点からも、姿勢の悪さは大問題です。
常に正すように心がけてくださいね。
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顔のたるみをとる方法はこれ!
顔のたるみは加齢によるところも大きいのは確かですが、あきらめる事はありません!
日々のケアでたるみをとることは不可能ではありません。
まずはしっかりと保湿をすることです。
肌の乾燥は真皮層にダメージを与えてたるみの原因になるだけでなく、小じわの原因にもなりますから、しっかりと保湿しましょう。
化粧水などの成分を肌の真皮層まで行きわたらせるためには、イオン導入器を使うのがおすすめです。
高価ではありますが、ただ塗るだけでは真皮層まで到達しない美肌成分をより浸透しやすくしてくれますよ。
また、1年を通して紫外線対策をすることや、睡眠をしっかりとること、意識して姿勢を正すことも重要な方法です。
その上で、顔のたるみをとるエクササイズやマッサージを実践してみましょう!
顔のたるみをとる方法① ペットボトルエクササイズ
①500mlのペットボトルに少量の水をいれます。
②ペットボトルを口でくわえて持ち上げます。
歯ではなく、唇を使って持ちあげましょう。
③その状態を10秒間キープします。
①~③を1日3セット行います。
重要なのは唇を使って持ち上げることです。
慣れたら徐々に水の量を増やしていきましょう。
顔のたるみをとる方法② リンパマッサージ
①顎からこめかみにかけて、円を描くようにマッサージをします。
②口角からこめかみにかけても同様にマッサージをします。
③頬からこめかみにかけても同様にマッサージします。
④鎖骨に沿っても円を描くようにマッサージをします。
マッサージをしながら、顔の場合は皮膚を斜め上へ持ち上げるイメージで行いましょう。
リンパの流れを良くしてむくみを解消し、顔のたるみをとる効果が期待できます。
マッサージをする時は、必ずオイルやクリームをたっぷりつけてから行ってください。
何も塗らずに行うと摩擦が生じ、小じわの原因になりますから気をつけてくださいね。
まとめ
顔のたるみを引き起こす原因は、ハリの低下や表情筋の衰えです。
このたるみをとるには、保湿をする方法、エクササイズで表情筋を鍛える方法、マッサージでリフトアップとむくみをとるという方法などがあります。
どの方法も、1回やっただけで目に見えた効果が出るものではありません。
毎日続けることで、徐々に効果を実感できる様になってきますから、毎日コツコツ続けましょう。
顔のむくみを解消して、若々しい肌を手に入れたいですね!