ヒートショックプロテインを入浴やサウナで増やす方法を紹介!
ヒートテックプロテインというものをご存知ですか?
ヒートテックプロテインは、最近巷で話題になっている、物質です。
「疲れがとれない」
「肌のハリ・ツヤがなくなってきた」
そんなお悩みに効果を発揮してくれるものなんです!
今回は、ヒートテックプロテインとは何か、どんな効果があるのかについて紹介したいと思います。
また、ヒートテックプロテインを増やすための方法も紹介したいと思います!
ヒートショックプロテインって何?どんな効果があるの?
あまり耳慣れない言葉ですが、ヒートテックプロテインとは、たんぱく質の一種です。
「熱ショックたんぱく質」とも呼ばれます。
私たちの身体の大部分はたんぱく質でできています。
髪や肌など、皆そうですよね。
このたんぱく質は、加齢やストレス、病気などによって壊れてしまうのですが、近年、それを修復する働きのあるたんぱく質が存在することが分かってきました。
それこそがヒートショックプロテインです。
ヒートショックプロテインは、傷ついたたんぱく質を修復して、細胞を元気な状態に戻してくれるのです。
ヒートショックプロテインは元々体内に存在しているのですが、加齢とともに減少していきます。
しかしながら、身体にストレスをかけることで再び増やすことができるんです。
ストレスと言っても精神的なストレスとは違います。
ここでいうストレスとは、身体への負荷のことです。
例えば負荷には「加圧」や「低酸素」などがありますが、もっと身近なことでいうと、「身体を温める」ということもヒートショックプロテインを増やすのに有効な負荷になります。
負荷をかけてヒートショックプロテインを増やすことで、傷ついた細胞を修復する力が高まるわけですが、その結果どんな効果があるのでしょうか。
具体的な効果の例を挙げてみましょう。
●免疫力がアップする
●美肌効果がある
●疲労や痛みが和らぐ
●疲れにくくなる
●運動後の身体の回復が早まる
●気持ちが前向きになる
ヒートショックプロテインには傷んだ細胞を修復するだけでなく、乳酸の生産を遅らせる効果もあるので、運動後の回復が早まったり、免疫細胞を強化する効果も得られます。
さらに、ある種のヒートテックプロテインにはコラーゲンの生成を促し、またコラーゲンが分解されてしまうのを防ぐ効果もあるということが分かってきました。
そのため、肌のハリ・ツヤの維持や、しわを防ぐなどの美肌効果も期待できるんです。
また、ヒートショックプロテインを増やすことは、気持ちを前向きにする効果もあるとされていて、うつ病などの治療にも利用されているんですよ。
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ヒートショックプロテインを増やす方法① ~入浴~
では、どうすればヒートテックプロテインを増やすことが出来るのかを紹介しましょう。
負荷をかけるには加圧や低酸素も有効なのですが、加圧トレーニングをしたり低酸素状態を再現するのは専門家のサポートがないと難しいですよね。
そこでおすすめなのが身体を温めること。
特にお風呂を利用した方法です。
お湯に浸かって体温を上げることで、ヒートテックプロテインを増やしましょう!
では、ヒートテックプロテインを増やす入浴方法について説明します。
【準備】
事前に水分補給をしておきます。
自分の平熱を確認しておきましょう。
【入浴方法】
①熱めのお湯に浸かります。
体温を上げるため、42℃のお湯に10分浸かるのが理想的です。
難しい場合は、41℃のお湯に15分、または40度のお湯に20分浸かっても良いでしょう。
首までお湯に浸かり、体温を上げます。
一度に長い時間浸かるのが難しければ、途中で湯船から出て休んでも問題ありません。
ただし、その間に体温が下がらないように注意しましょう。
この時、体温が38℃になるのが理想です。
②入浴後は体温を保持します。
入浴後10分程度はタオルやバスローブを使って体温が下がらないようにしましょう。
暑いからといって薄着でいたり、冷房をつけて涼むのはNGです!
水分補給も、冷たいものは避け、お湯か常温の飲み物を飲みましょう。
③徐々に体温を戻します。
10分程度経過したら、冷たい飲み物を飲んでも構いません。
自然に体温が戻るようにゆっくり過ごしましょう。
ヒートテックプロテインは徐々に増え、この入浴法を行ってから2日後に最も効果が出ると言われています。
そのため、毎日行うのではなく、週に2回程度行うと良いでしょう。
ヒートショックプロテインを増やす方法② ~サウナ~
入浴と同じように身体を温められる方法として、サウナも有効です。
スパなどに行く習慣がある人は、サウナも利用してみましょう。
【準備】
入浴同様、事前に水分補給をしておきます。
【サウナの入り方】
基本的には、入浴の場合と同じです。
①1回に10分~15分程度サウナに入ります。
サウナの場合も体温が38℃になるのが理想です。
②サウナから出た後は、入浴の時と同様、タオルを巻くなどして体温を10分程度保持します。
冷たい飲み物は我慢して、お湯や常温の飲み物で水分補給しましょう。
③その後は自然に体温を戻します。
冷たい飲み物を飲んでも構いません。
サウナの場合も、ヒートショックプロテインの効果がピークを迎えるのは2日後だと言われています。
そのため、週2回程度サウナを利用すると良いでしょう。
まとめ
ヒートショックプロテインは、身体を疲れにくくし、免疫力をアップさせてくれます。
また、コラーゲンの破壊を防ぐなど、美肌効果も期待できますから、アンチエイジングにも有効です。
入浴やサウナを利用して、ヒートショックプロテインの効果を最大限に活用したいですね。
ただし、もともと平熱の低い人がいきなり体温を38℃まで上げるというのは、負担がとても大きくなる場合があります。
入浴法を実践している時は、のぼせたり脱水したりしないよう、十分注意してくださいね!