肌にできるぶつぶつの原因は老化?治療方法や費用、再発防止方法は?
30代後半以降、肌が老化するにしたがって肌トラブルは増えていくものです。
その中でも対処に悩まされるのが肌のぶつぶつです。
気がつくとできている褐色のぶつぶつ。
首にできることが多いですが、脇腹などにもできることがあります。
痛くも痒くもないので放置しがちですが、あまり見た目が良いものではありませんよね。
一体このぶつぶつの正体は何なのでしょうか。
治すことはできるのでしょうか。
できるとしたらその方法は?
今回は加齢とともに増えてくる肌のぶつぶつについての情報をまとめたいと思います!
肌にぶつぶつができる原因は老化?
今回紹介する肌のぶつぶつは、いつの間にかできているタイプのものです。
小さな褐色のほくろのようなものができてだんだんと数が増えている、痛みや痒みはないといった状態であれば、それは「首いぼ」と呼ばれるものである可能性が高いでしょう。
いぼと言っても、手足にできるものとは別物です。
このぶつぶつができる原因、それは「老化」であると言われています。
年を取れば誰でにでも起こり得る老化現象の一種なのです。
老化すると、肌のターンオーバー(生まれ変わり)のサイクルが乱れてしまいます。
そうすると、古い角質が肌に溜まるため、いぼができやすくなるのです。
老化以外にも、紫外線による外部からの刺激や、衣服と肌の摩擦、それに妊娠によるホルモンバランスの変化も影響することがあると考えられています。
そのため、老化現象とはいっても、若い人にもできる可能性があります。
ぶつぶつは良性の腫瘍の一種で、人にうつることはありませんし、悪性腫瘍のように健康を害することもありません。
そのため、「ただの老化現象だから」と放っておいても問題はありません。
ただ、ぶつぶつの中には細胞が突出しているものがあるので、衣服やアクセサリーとこすれて炎症を起こすことがあります。
炎症を起こさなくても、アクセサリーや衣服が引っかかってしまうこともあります。
これでは気になって仕方がないですよね。
首いぼは自然に治ることはありませんので、気になる時は適切な治療を受けて首いぼを取り除きましょう。
では、どのような方法で治療をすれば良いのか紹介していきましょう。
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ぶつぶつの治療方法は?費用は?
首いぼぶつぶつを治すには、皮膚科や美容クリニックを受診しましょう。
病院ではいぼの種類と大きさによって、様々な方法でいぼを除去することができます。
気になるからと言って、間違っても自分で切ったりしないようにしましょう。
傷口から菌に感染したり、傷跡が残る可能性がありますよ!
それに、自分では首いぼだと思っていたものが、実は他の疾患であるという可能性もありますので、まずは病院で診断を受けましょう。
首いぼのぶつぶつを取り除くには次のような方法があります。
液体窒素を用いた治療
-200℃の液体窒素を使っていぼを凍結させる治療法です。
特殊なピンを液体窒素で冷やしていぼを摘むようにして凍結するか、液体窒素に浸した綿棒を使って凍結します。
凍結した部分は1週間~2週間でかさぶたになります。
あとは自然に剥がれるのを待ちます。
皮膚科でこの方法を使って治療する場合は保険適用になります。
費用はいぼの大きさにもよりますが、1つ500円前後で取り除くことができます。
炭酸ガスレーザーを用いた治療
炭酸ガスレーザーでいぼを焼き切る治療法です。
焼き切るというと抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、局所麻酔を使うことが多く、痛みの心配はありません。
ただし、いぼが大きい場合は手術の方が適している場合もあります。
ただし、この方法は保険適用外になる場合がほとんどなので、費用は全額自費になります。
費用は病院によって異なりますが、診察代を含めて3万円程度かかるところもあります。
手術による治療
局所麻酔を用いてメスでいぼを切り取り、縫い合わせます。
ぶつぶつが大きい場合はこちらの方法が適していることもあります。
費用は手術部位やメスを入れる大きさによって変わってきます。
保険適用されることが多いでしょう。
治療する方法によって費用は変わってきます。
また、皮膚科での治療であれば保険適用されるパターンもありますが、通常、美容クリニックでの首いぼの治療は保険適用されないため、治療を受ける病院も選んだ方が良いかもしれませんね。
肌のぶつぶつを再発させないために
肌のぶつぶつは老化現象ですから、一度取り除いてもまた加齢に伴って再発することがります。
それを防ぐためには、漢方薬やサプリメントを使って体質改善をするという方法があります。
東洋医学の世界では、いぼができやすい体質があると考えられ、体質改善を行うことでいぼができにくい体質にすることができると考えられています。
漢方でいぼを治療するために使われるのが「ヨクイニン」です。
これはハトムギから抽出される成分です。
この漢方を服用することで、肌のぶつぶつが再発しないように対策することができますよ。
また、ぶつぶつの数が少なく、大きさも小さい場合は、液体窒素などで除去しなくても、漢方薬の服用だけで症状を改善できる場合があります。
副作用の心配もほとんどありませんから、一度試してみると良いかもしれませんね!
また、普段からハトムギエキス配合のローションで肌ケアを行っても良いでしょう。
身体の保湿をする際に使うなどして、ヨクイニンの力を活用しましょう!
まとめ
いつの間にか肌に褐色のぶつぶつができた。
ぶつぶつが次第に増えているといった時は、老化による首いぼができてしまったのかもしれません。
首いぼは良性腫瘍の一種なので病気ではありませんが、見た目や摩擦による刺激が気になりますよね。
そんな時は、早めに皮膚科や美容クリニックを受診しましょう。
病院で液体窒素などを使って適切に処置すれば、首いぼは簡単に取り除くことができますよ!
もちろん、首いぼの数が少なく、小さいうちに対処した方が治りも早くなります。
「痛くも痒くもないから……」と放っておかず、早めの受診を心掛けてくださいね!