肌のくすみをカバーするための化粧下地は何色?上手な塗り方は?
30代後半あたりから急激に増えてくる肌の悩み。
その代表格が「肌のくすみ」ではないでしょうか。
「夜更かししたわけでもないのに、なんだか顔色が悪い」
「若い頃よりもファンデーションの色がワントーン下がった」
それは、肌がくすんで暗く見えているせいかもしれません。
肌がくすんでいると、見た目年齢が上がるだけでなく、疲れた印象になってしまいます。
いつまでも若々しく元気でいたい女性にとって、くすみは要らない、隠したいものですよね。
そこで今回は、メイク、特に化粧下地で肌のくすみをカバーする方法についてまとめたいと思います。
また、くすみの原因別におすすめの化粧下地を紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね!
肌のくすみをカバーするには化粧下地がポイント!
顔色を良く見せようと思うと、どうしてもファンデーションやコンシーラーに頼ってしまいがちです。
でも、その方法はあまりおすすめできないんです。
なぜかというと、ファンデーションが厚塗りになってしまうからです。
いくらファンデーションをしっかり塗って元の顔色を隠したとしても、あまりに厚塗りになっていたらどうでしょうか。
それって、むしろ老けて見えませんか?
どんなにメイクに時間をかけて丁寧にしても、コテコテの厚塗りメイクはケバケバしく見え、むしろ不自然なので老けて見えがちです。
それに、時間が経つとファンデーションがよれて、シワやテカリが目立つことにもなりかねません。
それは避けたいですよね。
40代以降の大人の女性が目指すべきところは、透明感のあるナチュラルメイクです。
厚塗りをしている感じはしないけれど、気になるくすみをカバーして血色良く見せるためにはどうすれば良いのでしょうか。
ポイントは化粧下地です。
化粧下地にはいくつかカラー展開されている物がありますよね。
上手に色を選べば、ファンデーションを厚塗りしなくても、肌のくすみをカバーすることが出来るんですよ。
Sponsored Link
何色の化粧下地を使えば良いの?
くすみをカバーしつつナチュラルメイクに仕上げるために活用したい化粧下地ですが、いくつかカラー展開されていますよね。
何色を使えば良いのでしょうか。
くすみと言っても原因によってくすみの色味も違いますから、くすみの原因に合わせて下地の色を選ぶと良いですよ。
血行不良によるくすみの場合
冷え性であったり、代謝が悪かったりすると、顔の血色が悪くなります。
その場合、肌は青白くくすみます。
なんとなく不健康そうな印象を与えてしまう肌の色です。
齢を重ねると新陳代謝が低下するため、年齢を重ねるほど増えますが、若くても冷え性の女性などはこのタイプのくすみに悩まされることが多くなっています。
そんなお肌には、ピンク色の化粧下地を使うのが良いでしょう。
ベースにピンクを加えることで、顔色を良く見せてくれる効果があります。
血色が良く、健康そうに見せることができますよ。
血色がよいと、顔色だけでなく、表情まで明るく見えますよ。
糖化によるくすみの場合
顔が黄色っぽくくすむ場合は、糖化によるくすみである可能性があります。
糖化とは、甘いものやご飯や麺などの糖質を過剰に摂り過ぎることで、糖分とたんぱく質が結びつき、たんぱく質が変性してしまうことです。
パンを焼くと、焦げて褐色化して硬くなりますよね。
それと同じような現象がお肌で起こっているのです。
糖化は加齢による影響も大きい為、40代以降の女性のくすみにも、このタイプが多くみられます。
このような黄色っぽいくすみに悩んでいる場合は、パープルの化粧下地が効果を発揮してくれます。
パープルの下地は、黄味をおさえ、肌の色をきれいに見せてくれます。
また、ピンクの下地が血色良くふんわりした印象を与える色味に仕上げてくれるのとは少し異なり、パープルの化粧下地は、透明感のある肌に仕上げることができます。
色素沈着によるくすみの場合
紫外線の影響や、肌の新陳代謝が低下して、ターンオーバーが正常に行われなくなった場合は、メラニン色素が沈着して、肌が黒っぽくくすみます。
なんとなく顔色が暗くなったような気がする場合は、このタイプのくすみが原因であると考えられます。
肌は1年中紫外線による影響を受けています。
日差しの強い夏だけでなく、冬の間も同じです。
徐々に蓄積されていくメラニン色素は、肌の新陳代謝が活発な若い頃であれば、ターンオーバーで新しい肌に生まれ変わることで排出されます。
しかし、年齢を重ねるとターンオーバーに時間がかかるため、肌に蓄積されるメラニン色素も増えてしまいます。
これが顔色を暗く見せるタイプのくすみの原因になるのです。
くすみだけではありません。
シミの原因にもなります。
このタイプのくすみにお悩みの女性は、イエローの化粧下地がオススメです。
ワントーン暗くなってしまった肌のくすみをカバーして、肌の色を明るくしてくれますよ。
化粧下地の上手な塗り方
ベースメイクは塗り方がポイント!上手な化粧下地の塗り方を紹介します。
- 化粧下地を適量出します。
(目安は1円玉くらいですが、アイテムによって異なるので、商品の指示に従ってください) - 鼻、額、頬、顎と、くすみが特に気になる部分に化粧下地を置きます。
- 指の腹を使って、顔全体にムラなくのばします。
- スポンジで顔の内側から外側に向かってムラなくなじませます。
優しく撫でる程度にのばしましょう。 - 余計な油分をオフするため、ティッシュで優しく顔をおさえます。
これで下地は完成です!必要に応じてコンシーラーでシミなどをカバーし、ファンデーションを塗りましょう。
くすみをしっかりカバーしたいからと、化粧下地を一度にたくさん塗るのは良くありません!ムラの原因になりますので、少量ずつ塗り、足りない場合は少しずつ足すようにしてくださいね。
まとめ
厚化粧を避けながらくすみをカバーするためには、化粧下地で肌の色をコントロールすることがポイントです。
くすみの原因はさまざまで、くすみ自体の色味も違ってきます。
自分のくすみの状態をよく観察して、それに合ったカラーの化粧下地を使えば、ファンデーションを塗り重ねなくても、くすみをカバーすることができますよ。
ナチュラルで綺麗な大人メイクを目指して、化粧下地を活用してくださいね!