メイクが崩れやすい人の共通点は何?原因別の解決法とは?
目次
朝、きちんとメイクをしても、お昼頃に鏡を見ると、メイクが崩れてしてしまう。
時間が経ってもメイクが綺麗なままの人を見てはため息……などという経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか。
メイクの仕方は大きく違わないはずなのに、メイク崩れしにくい人と、崩れやすい人がいますよね。
それは一体なぜなのでしょうか。
今回は、メイク崩れしやすい人の共通点と、メイクが崩れる原因別の解決方法についてまとめます!
メイクが崩れやすい人の共通点は何?
化粧崩れしやすい人としにくい人の違い。
それはメイクの仕方が違うせいであるように思いがちですが、実はそうとも限らないんです。
メイクが崩れやすい人にはこんな共通点があるんです!
脂性肌である
化粧が崩れやすい原因として、最も良く知られており、また自覚している人が多い原因が、「脂性肌」であるということです。
脂性肌とは、皮脂が過剰に分泌されている肌のことです。
オイリー肌と呼ばれることもありますね。
あぶらっぽく、すぐに顔がテカテカになってしまうという人は脂性肌の可能性があります。
脂性肌だと、化粧品の成分と皮脂が混じってしまい、メイクがよれたり崩れやすくなったりしてしまうんですね。
乾燥肌である
脂性肌と真逆のように感じますが、乾燥肌の人もメイクが崩れやすいです。
その原因は、肌が乾燥しているがゆえの皮脂の過剰分泌です。
乾燥していると、肌は水分をとどめておくために、皮脂をたくさん分泌して膜を作ろうとします。
そのせいで、肌の表面がテカテカとあぶらっぽくなり、化粧も崩れやすくなってしまうのです。
体質的にもともと皮脂が多い人がいる一方で、肌の乾燥をカバーするために分泌される皮脂で、表向きは皮脂が多くけれども、肌の内部は乾燥してカラカラ……という人もいるというわけですね。
顔を触る癖がある
メイクは脂だけでなく、摩擦によっても崩れやすくなります。
メイクが崩れやすい人の中には、頬杖をつく癖があったり、髪をかきあげたり、目元を触ったりと、無意識に肌に手を触れてしまっている人がいます。
化粧下地をつけすぎている
化粧下地は、肌をきれいに見せ、化粧ノリを良くするためには欠かせないアイテムです。
特に、ある程度年齢を重ねると、ファンデーションを塗る前の下地をいかに丁寧に整えるかで、肌の美しさに大きな差が出ます。
肌をきれいに見せるために化粧下地は不可欠なのですが、きれいにしたいあまりにたくさん塗り過ぎてしまうと、化粧崩れの原因になります。
化粧崩れだけでなく、ファンデーションを塗る時にもよれやすく、ムラもできやすくなってしまい、良い事がありません。
ファンデーションを厚塗りしている
化粧下地以外にも、ファンデーションを厚塗りすることもメイクが崩れやすくなる原因となります。
分厚く塗ったファンデーションはよれる原因ともなります。
鏡を見て、ファンデーションがシワや毛穴の中に溜まっていて愕然として経験はありませんか?
ファンデーションの厚塗りは、かえって肌を老けて見せる原因にもなるので、あまりおすすめできません。
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原因別! メイク崩れの対策方法
前段で紹介したように、メイクが崩れやすい人に見られる共通点は様々あります。
効果的なメイク崩れ対策をするには、原因別の対策をとるのがポイントです。
脂性肌が原因の場合
脂性肌が原因でメイクが崩れる人は、皮脂の分泌を抑える必要があります。
ただ、化粧水や乳液などをカットするのは間違いです。
脂性肌の人も、保湿をきちんとしておかないと、乾燥によって過剰な皮脂分泌を促し、よけいに肌がテカテカする原因になります。
朝の洗顔は洗顔料をしっかり泡立てて優しく丁寧に洗いましょう。
スクラブ入りの洗顔料などを使いすぎるのはNGです。
肌が傷つくと、よけいに皮脂の分泌を促してしまいます。
その後は化粧水等でしっかり保湿をし、スキンケア剤がしっかりなじんでからメイクをします。
メイクの際は、余分な皮脂をティッシュなどでオフしておきましょう。
そして、皮脂吸着パウダーなどが配合されている化粧下地を使って下地を作ってからメイクをすれば、脂性肌でも化粧崩れしにくくなりますよ。
乾燥肌が原因の場合
肌内部の乾燥が原因で余分な皮脂が出てしまう人(インナードライと呼ばれます)の場合は、とにかく保湿に力を入れましょう。
洗顔後は乾燥しやすいので、すぐに保湿しましょう。
化粧水は、少量ずつ何回かに分けて馴染ませるのがおすすめです。
最後に手でパックをするようにしてハンドプッシュで押さえ、肌の奥に保湿成分を浸透させましょう。
化粧下地は、あまり皮脂吸着力の強いものを選んでしまうと、余計に肌が乾燥して皮脂分泌を促してしまいます。
「もともとは乾燥肌」という自覚のある人は、あえて皮脂対策用の下地を避け、保湿成分がたっぷり配合されているものにチェンジしてみても良いかもしれません。
顔を触るのが原因の場合
顔を触る癖がある人は、意識して頬杖をやめるようにしましょう。
髪をかき上げる癖のある人は、慣れるまで髪を結わえるなどしてまとめておきましょう。
目元を触る癖がある人は、慣れるまで眼鏡をかけるなどして対策してみましょう。
このほか変わった対策方法として、職場や生活をしている上で可能なのであれば、少し爪を伸ばしてネイルをしてみるのもひとつ方法です。
爪を伸ばしていると、指の方が気になって顔に触れる頻度が減る場合がありますよ。
下地やファンデーションの塗り過ぎが原因の場合
化粧下地の塗り過ぎを防ぐためには、額、鼻、頬、顎など顔のパーツに適量をのせてから伸ばすという方法がおすすめです。
適量を決めておいてから、それ以上は使わないようにして、丁寧にムラなく伸ばしましょう。
ファンデーションの場合も、最初は鼻、次は額など、塗る順番を決めておいて、それに従って塗っていきましょう。
そうすれば、二度塗り三度塗りしてしまって厚塗りになるのを防ぐことができます。
最近は若い人も年齢肌の人もナチュラル肌がトレンドですから、気になる部分はコンシーラーなどでカバーし、ファンデーションは薄付きにした方が若々しく自然に見えますよ。
まとめ
メイクが崩れやすい人とそうでない人の違いは、肌質の違いもありますが、日々の習慣やメイクの仕方も関係しています。
自分のメイクが崩れやすい原因を見極めて対策し、メイク崩れを防ぎたいですね!