化粧下地で肌のくすみ消しをしよう!種類によって使い分ける色とは?
目次
鏡を見ると、なんだか疲れているように見えてしまったり、顔色が悪いように見えてしまうことってありませんか?
また、今まで使っていたファンデーションが浮いているように感じたら要注意です!
もしかすると、あなたの肌はくすんでいるのかもしれません。
肌のくすみは加齢とともに増えてくる悩みの一つです。
根本的にくすみを消すためには、日頃からのケアが必要ですが、すぐにでもくすみを消したい時もありますよね。
そこで活用したいのが化粧下地です!
今回はくすみを消したい時に何色の化粧下地を使えば良いのかについてまとめます。
くすみの種類によってピッタリな化粧下地が異なりますから、使い分ける方法も紹介します!
原因によって違う!くすみの種類
くすみと言っても種類はいくつかあります。
くすみの原因が違うと、くすみの色味も変わってくるんです。
では、くすみにはどのような種類があるのでしょうか?
黄ぐすみ
顔が全体的に暗くなって透明感がなくなってきた、年齢を重ねるとともにファンデーションが合わなくなってきたという人のくすみは黄ぐすみかもしれません。
黄ぐすみの原因は、「糖化」です。
これは、身体の内側で黄褐色に変色したたんぱく質が血液中に増加する現象です。
糖化は、過剰に摂取した糖分がたんぱく質と結合する現象です。
糖化が進むと、肌を劣化させてくすみに繋がります。
日頃から甘いものや炭水化物をたくさん食べるという人は注意が必要です。
青くすみ
顔全体が不健康そうに青白い人や、目の下にくまができるという人、顔色が悪いと言われる人のくすみは青くすみかもしれません。
青くすみは血行不良が原因で起こるくすみのことです。
血行が悪いと血液に乗って運ばれる栄養素が身体のすみずみまで届かないため、肌の色も悪く見えます。
また、血行が悪いということは、リンパの流れも悪いということなので、老廃物がうまく排出されず、肌のターンオーバーのサイクルも乱してしまいます。
そのために肌がくすんでしまうのです。
青くすみは冷え性の人や、運動をする習慣がない人、むくみやすい人によく起こります。
また、疲労や寝不足、ストレスは自律神経を乱して血行を妨げますし、喫煙は血管を収縮させてしまうので血行不良となり、青くすみの原因となります。
赤くすみ
顔の一部分が黒ずんで赤っぽくなっている人のくすみは赤くすみです。
赤くすみは肌の炎症が原因で起こります。
ニキビや紫外線、摩擦などで肌が炎症を起こして赤くなる事ってありますよね。
通常は肌が治癒するとともに赤みもおさまってくるのですが、次から次へとニキビが出来るなど、長期間にわたって炎症が続いた場合、真皮などの肌の奥の方で色素沈着を起こしてしまい、炎症が治まっても赤みが消えなくなってしまうのです。
茶くすみ
茶くすみは、肌全体が茶色っぽく見えるくすみのことです。
茶くすみの原因はメラニン色素です。
紫外線を浴びることで生成されるメラニン色素が肌に沈着して茶色っぽくなるのです。
ただ日焼けして茶色いだけならば健康的に診えるかもしれませんが、これに加えて、生活習慣の乱れや老化でターンオーバーのサイクルが乱れると、古い角質が肌表面に溜まって肌が厚くなり、ただ茶色いだけでなく、透明感が失われてくすんでしまうのです。
日頃から紫外線対策をあまりしていない人や、混んで日焼けしている人は注意が必要です。
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くすみの種類で化粧下地を使い分ける方法
では、それぞれのくすみを消したい時には、どのような化粧下地を使えば良いのでしょうか。
使い分ける方法について紹介します。
ポイントは下地の色です。
それぞれのくすみを打ち消すことのできる色の下地を使うことでくすみをカバーできます。
黄ぐすみにはパープルの化粧下地
黄ぐすみを消したい時は、パープルの化粧下地がおすすめです。
パープルの化粧下地というと馴染みが薄いかもしれませんが、紫は黄色を打ち消してくれる色なので、くすみをカバーすることができるのです。
パープルは厚く塗るとファンデーションが白浮きしやすくなるので、塗る時は指でトントンと叩くようにして、しっかりなじませましょう。
青くすみにはピンクの化粧下地
青くすみを消したい時は、ピンクの化粧下地がおすすめです。
ピンクの化粧下地を使うと、肌に赤みがプラスされるので血色が良く見えます。
青っぽく顔色が悪く見える青くすみ対策にはピッタリの色なんです。
また、ピンクの下地を使うと、肌をふっくらと柔らかな印象にしてくれます。
表情まで明るくなりますよ。
カラー付つきの化粧下地の中では、初心者でも使いやすい色です。
赤くすみにはグリーンの化粧下地
赤くすみにはグリーンの化粧下地が良いでしょう。
グリーンは赤と正反対の色なので、赤みを消したい時に効果的です。
ただし、使う時には注意が必要です。
パープル同様馴染みの薄い色ですから、顔全体に塗ると、ファンデーションが白浮きしやすくなってしまいます。
グリーンの下地は、赤くすみが気になる部分のみに使うようにして、他の化粧下地と併用するのがおすすめです。
指で叩いてしっかりとなじませて、他の箇所との境目を消してからファンデーションを塗ってくださいね。
茶くすみにはイエローの下地
茶くすみにはイエロ―の下地がおすすめです。
イエローは日本人の肌の色に近いため、肌の色を本来の色に近づけてくれ、自然に明るく見せてくれますよ。
ただ、一つ注意点があります。
もともとが日焼けしにくいブルーベースのお肌の人は、イエローベースの化粧下地がうまく馴染まないことがあります。
自分の肌のベースが何色なのかに注意して使いましょう。
まとめ
肌のくすみを消したい時には、化粧下地が効果を発揮してくれます。
ただし、自然にくすみをカバーするためには、自分のくすみのタイプに合わせたカラーの化粧下地を使いましょう。
自分のくすみの色と、それに合った化粧下地の色をチェックして、明るく若々しい肌を目指してくださいね!