くすみ肌をカバーするメイクアップベースの色と使い方について
鏡を見てみると、元気なのになんだか顔色が良くない気がする。
寝不足でもないのに目元も暗いような気がする。
周りから「具合悪い?」なんて言われてることがある。
朝はしっかりメイクしたはずなのに、夕方には疲れて顔色が悪いように見える。
そんな人は肌がくすんでいるのかもしれません。
肌のくすみは、年齢とともに増えるお悩みのひとつです。
顔色がワントーン暗かったり、血色が悪く見えてしまいます。
顔色が暗いと、見た目年齢が上がるだけでなく、表情まで暗く見えてしまうので、出来ることならばくすみはなくしてしまいたいですよね。
そこで今回は、くすみをカバーする方法として、メイクアップベースつまり化粧下地を使ったカバー方法を紹介したいと思います。
どんなベースを使えばいいのか、どうやって塗れば良いのか、肌のくすみが気になる人は参考にしてみて下さいね!
くすみをカバーするにはメイクアップベースが重要
20前後をピークに、お肌は徐々に衰えていきます。
年をとるにつれて、肌の保湿成分が減っていって、ハリや弾力が失われたり、皮膚がたるんでシワや毛穴に悩まされたりしますよね。
くすみも同じように、加齢によって増える肌のお悩みのひとつです。
年齢を重ねると、どうしても新陳代謝が落ちてしまいます。
そうすると、血行が悪くなるため、お肌の血色も悪くなるので、くすみがちになるのです。
更には、通常は28日周期で生まれ変わるお肌も、年齢を重ねると生まれ変わるまでの周期が長くなり、古い角質が肌に溜まって、くすみの原因となるのです。
若い人でも、生活習慣の乱れや寝不足などで肌の血行が悪くなるとくすんで見えてしまします。
そんな肌のくすみをメイクでカバーするためにはどうすれば良いのか。
多くの人が思いつくのは、ファンデーションを塗る事かもしれません。
しかしながら、肌のくすみをファンデーションでカバーしようとすると、どうしても厚塗りになってしまいます。
厚化粧はかえって老けて見えてしまうので、大人の女性は避けたいものです。
そこで活用したいのがメイクアップベース、つまり化粧下地です。
コントロールカラーの役割も果たす、色付きの化粧下地を使って予め肌の色味を整えておけば、ファンデーションを厚塗りしなくても、肌のくすみをカバーすることができるんです。
くすみが気になる人にとって、化粧下地がとても重要なんですよ!
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色味別!メイクアップベースの効果
では、くすみをカバーするためにはどんなメイクアップベースを選べばいいのでしょうか。
化粧下地にもイエロー、ピンク、グリーンなど、様々な色味がありますよね。
それぞれの色の効果をまとめてみましょう。
・ピンク系のメイクアップベース……ピンク系のメイクアップベースは、血色を良く見せてくれます。
顔色を良く見せて肌の色味をワントーンアップさせる効果があるので、くすみに悩む女性におすすめしたいカラーです。
また、くすみ意外にクマが気になる人にもおすすめです。
透明感ある自然な仕上がりにしやすいので、多くの人にとって使いやすい色です。
ベースの色に悩んだ場合はピンクを選ぶと良いでしょう。
・イエロー系のメイクアップベース……肌のムラや乾燥によるくすみをカバーしてくれる色です。
肌の明るさをアップさせるというよりも、健康的な肌に見せてくれる色です。
イエロー系の肌(元々黄色味のある肌である、瞳や髪が茶色っぽい人など)の人には馴染みやすいカラーです。
・ブルー系のメイクアップベース……ブルーはもともと肌が小麦色である人や、黄色いくすみが気になる人におすすめです。
ただ、顔の赤みをおさえてしまうので、もともと色白でくすみが気になるという人にはおすすめできません。
かえって顔色が悪く見えてしまう事があるので気を付けましょう。
・グリーン系のメイクアップベース……グリーン系のメイクアップベースは、顔の赤みをカバーする効果があります。
そのため、顔全体に使うよりも、赤みが気になるニキビ跡や赤くなりすぎる頬などに部分使いするのがおすすめです。
くすみをカバーする働きよりも、赤みをおさえてキリッとした肌を作りたい時におすすめのカラーです。
このように、メイクアップベースは、色によって効果がさまざまなので、目的に合わせて使い分けると良いでしょう。
年齢肌のくすみをカバーし、顔に血色をプラスするという意味では、ピンク系が最もおすすめですよ。
メイクアップベースの塗り方
では次にメイクアップベースを塗る時のポイントを確認しておきましょう。
まず、頬、鼻、おでこ、顎などに少しずつのせて、塗りムラが出来ないようによく伸ばします。
それから、くすみが特に気になる部分に重ね付けすると良いですよ。
特にくすみが目立ちやすい部分は、次の3ヶ所です。
●上まぶた
●目の下
●小鼻
特に目元は肌が薄い事もあり、くすみが目立ちやすいのでメイクアップベースでしっかりカバーしましょう。
ベースを少量ずつ気になる部分にのせて、指で伸ばすのではなく、トントンと軽く押さえて馴染ませます。
肌の中に押し込むようなイメージです。
トントンと押さえて、他の箇所との境目が分からないくらいによく馴染ませれば完了です。
重ね付けした場合はしっかり馴染ませないと、ファンデーションを塗った時に寄れてしまう場合があるので、丁寧になじませてくださいね!
まとめ
年齢を重ねるとどうしてもくすみが気になるものです。
そのくすみをファンデーションでカバーしようと思うと、どうしても厚塗りメイクになってしまうのであまりおすすめできません。
くすみをメイクでカバーしたいのであれば、化粧下地を使ってカバーすると良いでしょう。
肌に血色をプラスして、顔色をワントーン上げてくれるピンク系の化粧下地を使えば、年齢肌のくすみを自然にカバーすることができますよ。
メイクをする時は、日焼け止めを下地代わりに使ったりするのではなく、ぜひカラーのついた化粧下地を活用してくださいね!