髪の毛のパサつきケアはどうすればよいの?方法を紹介します!
2017/03/21
髪の毛がパサついているとヘアスタイルも決まりませんよね。
必要以上に髪が広がってしまい、ヘアセットもアレンジも上手くいきません。
それだけではありません。
ツヤのないパサついた髪だと、生活に疲れたように見えてしまいますし、見た目年齢も上がってしまいます。
髪がパサついてると良い事がありませんね。
このパサついた髪の毛をしっとりとツヤのある状態にするためには、一体どのようなケアをすれば良いのでしょうか。
今回は、身体の外側からのケア方法と、内側からのケア方法の両方を紹介したいと思います!
髪の毛がパサつくのはなぜ?
髪の毛のパサつきは、主に髪の水分不足が原因です。
健康な髪であれば、12~13%程度の水分を保持しています。
髪の毛の水分は、髪の表面にあるキューティクルによって守られています。
キューティクルは鱗のように髪の表面を覆っているのですが、様々な要因によって、このキューティクルが開いたりはがれたりすると、そこから水分が抜け出てしまいます。
もっと悪い場合は髪の内部のたんぱく質も流れ出てしまいます。
髪の水分やたんぱく質が不足することで、髪の毛が乾燥したり弱ったりしてパサついてしまうのです。
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外側からのパサつきケア
パサつきをケアするためには、髪の毛の水分が流れ出ないように、キューティクルを閉じる必要があります。
そのためにはどうすれば良いのでしょうか。
まずは、キューティクルが開く主な原因を知っておきましょう。
- シャンプーによるダメージ
- 間違った髪の乾かし方によるダメージ
- 紫外線によるダメージ
- パーマやカラーリングによるダメージ
- 女性ホルモンの乱れ
- 睡眠不足やストレス
- 栄養不足
意外かもしれませんが、洗浄力の強いシャンプーを使うことは、髪の毛をパサつかせる原因になるんです。
ドラッグストアなどで安価に買えるシャンプーの多くは洗浄力が強すぎるので、髪の毛や頭皮の脂を必要以上に洗い流しがちです。
お肌の場合を想像してみてください。
洗浄力の強い洗剤を素手で使うと手が荒れてしまいますよね。
それと似たようなものです。
洗浄力の強いシャンプーで洗うと、皮脂を落とし過ぎて髪が乾燥し、パサつきの原因となるのです。
これを避けるためには、髪の毛と地肌に優しいアミノ酸系シャンプーを使うと良いでしょう。
アミノ酸系シャンプーは洗浄力がマイルドな上、弱酸性に作られているので髪に優しいのです。
髪の毛や頭皮の乾燥を防ぎ、パサつきを防いでくれます。
シャンプー後の髪の乾かし方にも注意が必要です。
髪の毛が濡れている時は、キューティクルが開いています。
そのまま放っておくと、乾くまでの間にどんどん水分が流れ出てしまうので、髪の毛がパサつく原因となります。
髪は自然乾燥させず、ドライヤーで乾かすようにしましょう。
ただし、髪のキューティクルは熱によっても開きますし、過熱は髪を傷めます。
加熱しすぎないよう、ドライヤーは髪から10センチ以上離しましょう。
また、髪の毛を持ち上げ、根元と地肌を乾かすつもりで風を当てましょう。
毛先を乾かし過ぎると、これも乾燥の原因となります。
毛先は、根元を乾かすついでに乾かす程度で十分です。
カラカラに乾燥させるのではなく、少ししっとりしている程度で仕上げましょう。
濡らし過ぎず、乾かし過ぎず。
塩梅が難しいかもしれませんが、パサつきを防止するためには大切なポイントです。
紫外線も髪を乾燥させるので、パサつきの原因になります。
外出の際は、帽子や日傘を活用しましょう。
髪の毛にも使える日焼け止めスプレーを使っても良いでしょう。
紫外線対策と言えば、日差しの強い夏に偏りがちですが、紫外線は常に降り注いでいます。
1年を通して対策することが大切ですよ。
パーマやカラーリングも髪に負担をかけるので、パサつき防止という観点ではあまりおすすめできません。
特に白髪染めなどのカラーリングは、キューティクルを開いて薬剤を浸透させるので、髪の毛にかかる負担をかなりのものです。
パサつきひどい時はできるだけ控えましょう。
内側からのパサつきケア
髪の毛は身体から運ばれる栄養分によって育つものです。
健康でパサつきのない髪を育てるためには、身体の内側からのケアが欠かせません。
髪の毛は毛根に繋がっている毛細血管から栄養分を得ています。
当然、血液の質が良ければ、十分な栄養を得て健康で潤った髪が育ちます。
しかし、血液の質が悪ければ、髪も栄養不足になり、細くて弱々しく、潤いも足りない髪になってしまうのです。
血液の質は、生活習慣や食生活によって決まりますよね。
だからこそ、生活習慣や食生活の見直しなど、身体の内側からのケアが重要になるのです。
具体的に、髪に必要な栄養素にはどのようなものがあるのか紹介しましょう。
まずはたんぱく質です。
髪の主成分はケラチンというたんぱく質です。
髪を作る上で欠かせないので、積極的に摂るようにしましょう。
まぐろ、かつお、肉類、大豆製品などに多く含まれます。
たんぱく質の代謝をサポートする成分として、ビタミンB6やビオチンも必要です。
ビタミンB6はレバーや鶏のささみ、まぐろ、バナナなどに含まれます。
ビオチンはレバーや肉・魚類、卵黄、トマトなどに含まれます。
キューティクルをつくる成分となるコラーゲンも積極的に摂取したいところです。
鶏皮、手羽先、牛すじ、ふかひれ、うなぎなどに多く含まれます。
また、コラーゲンを合成するためには、亜鉛と銅が必要不可欠です。
亜鉛は牡蠣やレバー、牛肉、納豆などに含まれます。
銅は牡蠣、レバー、ナッツ類、大豆などに含まれます。
これらの成分を積極的に摂ることで、健康な髪を育てていきましょう。
摂取が難しい場合はサプリメントを活用しても良いでしょう。
栄養を摂取する以外にも、睡眠をとることも髪のパサつき対策として重要です。
特に22時~2時は、身体を修復する免疫細胞やホルモンが活発に働く時なので、できるだけ眠るようにしましょう。
女性ホルモンの乱れも髪をパサつかせる原因となります。
ホルモンバランスは加齢やストレスによって乱れてしまいます。
できるだけストレスを溜めないよう、自分に合った解消方法をみつけたいものです。
まとめ
髪の毛のパサつきの主な原因は髪の水分量が不足する事です。
パサつきをケアするためには、外部からのダメージを防ぐことと、内側から栄養を与えて健康な髪を育てることが大切です。
外側と内側両方からのケアを行うことで、パサつきのない、綺麗な髪を手に入れたいですね!