手ぐしは抜け毛の原因になる!?女性の頭皮に優しい髪のとかしかた
2018/09/17
風が強い時、髪の乱れが気になった時、手持ち無沙汰な時など、女性がついついやってしまうのが手ぐしです。
手ぐしをするのが癖になっていませんか?
近くにブラシがない時は、手ぐしで髪をとかすのが便利なのは確かですが、実は髪や頭皮にとってはあまり良いことだとは言えないんです。
手ぐしをした後の手のひらを見て下さい。
髪が抜けていませんか?その髪は自然に抜けたのではなく、手ぐしのせいで抜けたのかもしれませんよ!
今回は手ぐしが抜け毛の原因になる理由と、頭皮に優しい髪のとかしかた、抜け毛対策方法についてまとめたいと思います。
手ぐしは抜け毛の原因になる!?
ついついやってしまいがちな手ぐし。
手ぐしをするのが癖になっていて、無意識にやってしまうという女性も多いのではないかと思います。
しかしながら、手ぐしは思いのほか髪や頭皮に負担をかけてしまうんです。
例えば、手ぐしをしている時に、髪が絡まっていて引っかかったら。
髪に負担をかけないようにそっとほぐしているでしょうか。
恐らく、多くの女性は髪をグッと引っ張って、無理やりほぐしてしまっているのではないでしょうか。
そして、引っかかりがなくなるまで繰り返し手ぐしでとかしてしまっているのは?
それはやってはいけないんです!髪や頭皮にとって大きな負担がかかってしまいます。
健康でこれから太く長く伸びようかという髪を抜くことになりかねません。
新陳代謝が活発な10代頃の女性ならば、まだまだ新しい髪が生えてくるかもしれませんが、薄毛や抜け毛が気になる年代の女性(40代以降)になると、新陳代謝も落ちてきていますし、髪の成長サイクルも乱れがちですから、新しく健康な髪が生えてくるとは限らないのです。
貴重な髪を手ぐしで引っ張って抜いてしまっては薄毛が進行するばかりです。
そうならないためにも、手ぐしで髪をとかすのは控えたいものです。
また、衛生状態も大きな問題になります。
手ぐしで髪をとかしている時の手は常に清潔だと言えるでしょうか。
手は様々な物に振れますから、その分雑菌なども多く存在します。
手ぐしをするということは、髪だけでなく頭皮にも触れるということですから、頭皮に雑菌がうつってしまう可能性があります。
もし炎症を起こすなどして頭皮の状態が悪くなったら、髪が傷むのは勿論の事、抜け毛を助長することにもなります。
雑菌でなくても、手が脂っぽければ頭皮にも脂がつくので、頭皮が脂っぽくなってしまいます。
毛穴が脂っぽいと抜け毛の原因になりますし、髪が抜けた後も新しい髪が生えにくくなってしまいます。
大げさに聞こえてしまうかもしれませんが、頻繁に髪や頭皮に触れることで頭皮や髪を傷める可能性があるんです。
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頭皮に優しい髪のとかしかた
手ぐしで髪をとかすのはおすすめできないので、出来る限りブラシを使って髪をとかすように心がけましょう。
髪のとかしかた
負担をかけないように髪をとかすためには、まず髪が乾いた状態でブラッシングするということが重要です。
濡れた状態の髪はキューティクルが開きっぱなしになっています。
キューティクルが開いた状態の髪は、潤いが逃げやすく傷つきやすい状態です。
この状態無理やりとかすと、髪が抜けたり切れたり、摩擦で傷んだりする原因となります。
出来る限り髪が乾いた状態でブラッシングするようにしましょう。
とかす時、髪を引っ張るのは絶対にやめましょう。
絡まってしまった場合は、引っ張らないように気を付けながら指でほぐします。
それから再度ブラシを使って髪をとかしましょう。
ブラシ選びのポイント
髪や頭皮に負担をかけないようにするためには、ブラシ選びも重要です。
抜け毛防止や育毛には「パドルブラシ」という、船の櫂のような形をしたブラシがおすすめです。
クッション部分に空気穴があり、弾力のある素材のものが人気で、モデルや女優が使っていることでも話題になったブラシです。
頭皮と髪の健康を考えるのであれば、パドルブラシを使って頭皮マッサージをするのが良いのですが、パドルブラシはサイズが大きいのでなかなか持ち歩きにくいものですよね。
家ではパドルブラシを使ってヘアケアをして、外出時は髪の絡まりをほどく目的で、サイズの小さいブラシを持ち歩くのが良いかもしれません。
抜け毛が気になった時にまずすべきことは?
手ぐしをしていて抜け毛が気になったら、抜け毛対策のために手ぐしをやめるのは勿論ですが、他にも抜け毛対策を始めた方が良いでしょう。
まず何をすべきか。
それは生活の見直しです。
髪は自分が食べた物の栄養をもらって成長します。
ですから、食生活はとても重要です。
髪の元となるたんぱく質、髪の生成を助ける亜鉛などのミネラル、ビタミンをバランス良くとれているか顧みてみましょう。
また、睡眠不足も髪を傷める原因となります。
成長ホルモンが活発に分泌される22時~2時頃はできるだけ眠るようにしましょう。
生活リズムを整え、食生活を改善することで健康な髪を作りましょう。
40代以降の女性は、生活リズムが乱れていなくても、女性ホルモンのバランスが急激に変化する関係で抜け毛や薄毛になることがあります。
いわゆる更年期障害の症状のひとつです。
抜け毛以外にも更年期障害の症状がみられる場合は、病院に相談してホルモン療法を行うのも一つの方法ですよ。
まとめ
多くの女性が無意識に手ぐしをして髪をとかしてしまいがちですが、手ぐしは髪を引っ張ってしまうので、抜け毛を増やす原因になります。
手ぐしで髪をとかすのは出来るだけやめて、ブラシを使うようにしてくださいね。
手ぐしをしていると髪が次々と抜けるなど、抜け毛が気になった時は、まずは生活リズムや栄養バランスを改善してみましょう。
髪も肌や骨と同じ身体です。
健康状態が悪いと、髪も傷んで抜けやすくなります。
手ぐしをやめ、生活改善をして、早いうちから抜け毛対策をして下さいね!
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