抜け毛は一日平均女性でどのくらいの本数?薄毛につながるかは毛根で判断しよう!
2018/09/17
目次
ブラッシングした時、寝ている間、シャンプーをした時など、髪は一日のうちの様々な場面で抜けるものですよね。
薄毛が気になる年代の女性にとって、その抜け毛が多いのか少ないのかがとても気になるところです。
そこで、今回は女性の抜け毛の本数が、平均で一日どのくらいなのかについてまとめてみたいと思います。
また、その抜け毛が問題のないものなのか、薄毛に繋がる可能性のあるものなのかを見分ける方法についても紹介します!
女性の抜け毛の本数は平均で一日どのくらい?
女性の抜け毛の本数がどのくらいなのか。
平均で一日何本くらいなのか、気になりますよね。
一般的には、女性は一日平均で100本前後の髪が抜けると言われています。
これは、頭全体の髪が10万本前後だとした場合の平均値です。
もちろん、髪の量は個人差があるので、あくまで平均は目安となります。
中には200本近く抜ける女性もいますし、100本程度だけれど、薄毛になる人もいます。
それに「平均で一日100本抜ける」と言われても、自分の抜け毛がそれに当てはまっているのかどうかは分からないものですよね。
髪の長い女性は、抜けている本数が同じでも、髪が短い女性よりたくさん抜けているように見えることもありますからね。
大体の目安でも良いから、自分の一日の抜け毛の数を知りたいという人のために、抜け毛を数える方法を紹介しましょう。
①ベッドや部屋、洗面台や排水溝、ブラシの髪の毛は事前にしっかり取り除いておきます。
②朝起きたら、ベッドや枕に落ちている髪を拾います。
③ブラッシングしてブラシについた髪をとっておきます。
④手ぐしなどで指についた髪、洗面台に落ちている髪もその都度とっておきます。
⑤お風呂で髪を洗った時などに出る髪の毛は排水溝にストッキングなどをかぶせて回収します。
⑥一日の終わりに家を掃除し、掃除機などに溜まった髪の毛を回収します。
⑦集めた髪の毛を数えます。
集めた髪の本数が一日に抜けた髪の本数です。
これで集めることはできますが、非常に手間がかかりますし、家族と一緒に住んでいる場合は自分の髪の毛だけを集めるのは難しいですよね。
ですから、「女性の場合、一日に平均100本前後抜ける」というのは目安として覚えておく程度で大丈夫です。
問題は、抜けた毛が成長サイクルをまっとうして自然抜けたのか、薄毛につながる異常が原因で抜けたのかということです。
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心配な抜け毛の見分け方
では、抜けた毛が成長サイクルをまっとうして自然に抜けたものか、薄毛につながる可能性があるものかを判断するにはどうすれば良いのでしょうか。
それを判断するポイントとなるのが毛根の状態です。
毛根の状態がどのような状態であれば良いのかをみてみましょう。
毛根が丸い抜け毛
毛根の様子を見た時に、毛根の形がこん棒のようになっており、先端が膨らみを持っている場合は、成長サイクルをまっとうして自然に抜けた髪の毛だと言えます。
このような毛根を持つ抜け毛が大半であれば、成長途中で抜けてしまったわけではないので、異常はありません。
新しい髪の毛と入れ替わり、薄毛になることはないでしょう。
毛根に白い皮脂が付いた抜け毛
毛根の先端に白いものが付いている抜け毛もあります。
白い部分は柔らかい状態で、形はぼこぼこしています。
これは皮脂のかたまりが付いている状態です。
これは皮脂の分泌が過剰になっている時に見られる抜け毛です。
頭皮で皮脂が過剰に分泌されると、このような抜け毛が増えたり、毛穴が詰まって新しい毛が生えづらくなる場合があります。
放っておくと薄毛に繋がる可能性がありますから、頭皮環境を改善する必要があります。
脂っこいものや甘いものを食べ過ぎないように気を付けましょう。
また、シャンプーをする時に、皮脂の汚れをしっかり洗い流せるよう、指の腹を使ってマッサージをするように頭皮を洗いましょう。
毛根にしっぽがある抜け毛
毛根の下にしっぽのようなものが付いている抜け毛もあります。
これは「ひこう性脱毛根」と呼ばれます。
頭皮が乾燥していたり、ホルモンバランスが崩れていたり、血行が悪くなっている場合によくみられる毛根です。
広い範囲で脱毛する場合に見られるので、放っておくと薄毛に繋がる可能性がある抜け毛です。
頭皮の血行を良くするためにマッサージなどをすると良いかもしれません。
血行が良くなると髪の栄養状態も改善されるので、抜け毛対策になります。
洗浄力が強すぎるシャンプーを使っていると頭皮が乾燥するので、シャンプーの種類をかえて見ても良いでしょう。
また、乾燥を防ぐために、頭皮用のマッサージオイルを塗るのも良いでしょう(ただし、毛穴詰まりを防ぐため、塗り過ぎには注意が必要です)。
毛根に丸みがない、細い抜け毛
正常に成長サイクルをまっとうした髪と違い、毛根に膨らみがない抜け毛もあります。
これは精神的なストレスなどの影響で抜けた毛によくみられる特徴です。
円形脱毛症などでもこのような抜け毛がよく見られます。
ストレスを発散したり、髪に栄養を行きわたらせるような工夫が必要になります。
もし円形脱毛症を起こしている場合は病院を受診して治療しましょう。
毛根のまわりが白い物体に包まれている抜け毛
毛根のまわりが白い物体に包まれている抜け毛もあります。
皮脂が付着している抜け毛とも似ていますが、皮脂の場合とは違い、毛根はでこぼこしていません。
この場合の白いものは根鞘といって、皮脂とは別物です。
先端がかぎ型に曲がっているという点でも、皮脂が付着した抜け毛の場合と違います。
この抜け毛は、まだ成長途中の毛が、強い力で引っ張られて抜けてしまった場合などに見られます。
ブラッシングの際に絡まった毛を強く引っ張ったり、髪を強く引っ張ってくくったために抜けてしまったと考えられます。
このような抜け毛がたくさん見られたら、日々のブラッシングなどを見直して、髪に負担をかけないように気を付けましょう。
まとめ
女性の髪の毛は平均で一日に100本前後抜けると言われています。
これはあくまで平均値なので、それより少なくても薄毛になる場合があれば、多くても薄毛にならない場合もあります。
自分の抜け毛の数を正確に数えるのは難しいですし、女性の場合は髪の長さによっても抜け毛の本数が違って見えてしまいます。
平均はあくまで目安程度に覚えておきましょう。
それよりも注目したいのは抜け毛の状態です。
成長サイクルをまっとうして自然に抜けた髪の毛が多いか、そうでないものが多いかで、薄毛に繋がるかどうかが分かります。
抜け毛が気になった時は、抜けた毛の毛根の状態をよく観察して、自分の髪がなぜ抜けているのか、抜け毛を防ぐためにどんな対策をすればよいのかを考えて見て下さいね!
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