1日1食生活が若返りに良い?やり方と効果、注意点を紹介します!
1日1食健康法をご存知でしょうか。
テレビや本で紹介され、ダイエットに効果的だと話題になった健康法です。
芸能人の中でも実践する人がいて、その健康効果は多くの人が注目するところです。
この1日1食健康法は、実は若返りにも効果的だと言われています。
そこで、今回は1日1食健康法についてまとめてみたいと思います。
1日1食健康法が若返りに良いと言われる理由や、1日1食生活のやり方、また若返り以外の効果、注意点など、掘り下げて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
1日1食生活が若返りに良い?
1日1食生活とは、乳腺専門医の南雲吉則先生が紹介して巷に広まった健康法です。
南雲先生自身、40代頃まではメタボリック体型で、実年齢よりも老けて見られていたそうです。
しかしながら、1日1食生活を実践して、15㎏のダイエットに成功し、それだけではなく60歳を超えて30代に見られるという若返りの成功者なんです。
一体どうして1日1食生活をすると若返りに良いのでしょうか。
その答えは、人間が本来飢餓状態に対応できるように作られているからです。
今でこそ私たちは十分な食事を1日3回食べられる生活をしていますが、大昔は安定して十分な食事を食べられていたわけではありません。
そのため、人間の身体は飢餓に陥ることを前提に進化してきたんですね。
飢餓を前提に身体が作られているので、逆に飽食の現在の生活には耐性がなく、がんや糖尿病などの生活習慣病になってしまうんです。
むしろ、人間の身体は空腹になった時に本来の力を発揮し、細胞を修復する機能が最大限に発揮されるというのが1日1食健康法の考え方です。
実際に、空腹中は血中のこれステロールが低下し、過剰な皮脂分泌が抑えられる美肌効果が期待できるほか、1日1食を実践している間活発に分泌されるホルモンに血液をサラサラにする効果があるため、血管や肌の若返り効果が期待できるのです。
このことから、ダイエット効果があるだけでなく、若返りにも良いと言われるのです。
Sponsored Link
1日1食生活のやり方
では、実際にどのように1日1食生活をすれば良いのかを紹介します。
①食事は1日1食だけにします。
食事はできるだけ夕食にします。
②朝から夕食までは水分を摂るようにします。
空腹を感じたら果物やたんぱく質の間食をしても構いません。
南雲先生は、前日の夕食が軽めだった時は、朝に果物やおにぎりを食べることもあるのだとか。
これは間食になるようです。
③夕食は良く噛んでゆっくり食べましょう。
ここでポイントとなるのが、食べ物の食べ方です。
1日1食しかとらないので、この食事の栄養バランスが偏ると栄養不足になる危険があります。
良質なたんぱく質である肉、魚介、大豆などを摂取したり、ビタミンやミネラルを摂取できる野菜を積極的に食べましょう。
根菜類もおすすめです。
南雲先生は特に、野菜や果物は皮ごと食べる、魚は頭から尻尾まで食べるなど、「丸ごと食べる」ことをおすすめしています。
野菜などは皮の部分に栄養が豊富なものも多いので、栄養分を余すところなく摂取しようという考え方ですね。
④食事の摂取カロリーは500キロカロリー程度にします。
1日1食の食事でがっつり食べて1日分のカロリーを摂取するのではありません。
ドカ食いは胃腸に負担をかけてしまいますから、食事は適量にしましょう。
その分、食材の栄養価にはこだわってくださいね。
1日1食生活の効果
1日1食生活を送ると、ダイエットや若返り効果以外にも、嬉しい効果があります。
●体臭が軽減される
●がんのリスクが下がる
体臭の大きな原因となるのが過剰な皮脂です。
血中のコレステロールが多いと、男性ホルモンが活発化するので、皮脂が沢山分泌されます。
過剰に分泌した皮脂に、汗はホコリなどが混じり、雑菌が繁殖すると、体臭のもとになってしまうんです。
1日1食生活をすると、血中コレステロールが減るため、皮脂の分泌が減り、そのぶん体臭をおさえることができるんです。
これは嬉しいですね。
また、医学的に証明されているわけではないのですが、がんのリスクを下げる可能性も指摘されています。
血中のコレステロールは性ホルモンの原材料となります。
これが多いと、乳がんや前立腺がんなど、ホルモンに左右されるがんの発症リスクが上がってしまいます。
しかし、1日1食生活でコレステロールが減少すれば、その発症リスクも下がる可能性があると言えるんですね。
1日1食生活の注意点
1日1食生活にはさまざまなメリットがあるので、実践していみたいと思う人も多いことでしょう。
しかしながら、1日1食生活は、実践してよい人とそうでない人がいます。
メタボリックシンドロームと診断されるような、ダイエットを必要としている人などは1日1食生活をしても良いでしょう。
しかしながら、成長期の子供や、妊産婦、やせ形の人は特別に栄養が必要になるので1日1食生活はおすすめしません。
また、普段激しい運動をするスポーツ選手なども、必要なカロリーが多くなるため、安易に1食500キロカロリーの1日1食生活を送ることはできません。
身体が本当に飢餓状態に陥る危険があるので注意してくださいね。
南雲先生は、1日2食から始めて、1日1食生活へシフトしていったそうです。
これから1日1食生活にチャレンジしようという人も、急に1日1食に切り替えるのではなく、徐々に身体をならすのがおすすめです。
まとめ
1日1食生活をすると、ダイエットになって体重が適正に近づくことは勿論のこと、若返り効果も期待できます。
これは、人間の身体が飢餓状態に対応できる作りになっていて、空腹の時に細胞の修復力が高まる効果があったり、血中コレステロールが減ることで皮脂分泌が減り、肌を綺麗にする効果があるからだと言われています。
健康にも若返りにも良い1日1食健康法を、あなたも試してみてはいかがですか?